今年もこのシーズンがやってきましたね。去年のアウター特集から一年経ちますね。

本当にあっという間ですね（苦笑）去年同様、今年もBOOMERANGはしっかりとアウターを取り揃えてはいますが・・・その中で選りすぐりの一着をご紹介するコーナーですね。毎年恒例になりそうです（笑）

今年のアウター特集はアイテム紹介もしつつ、当店らしいスタイリングも交えてご紹介できたらと思います。まずはemulation（エミュレーション）ですね。BOOMERANGで今季より取り扱いを始めたテック系の新ブランドです。

このアウターの最大の特長は空気を充填することのできる特殊なユニットが付属されていることですね。空気を挿入することにより、ダウンや中綿の代わりに「空気」そのものを遮熱材として使用できるんですよね。

空気の充填により冬場のアウターとしても活用でき、春や秋のライトアウターとしても使用できる優れものですね。テック系アイテムだけどカジュアルにもモードにも触れるソリッドなカッコ良さもいいですね。

今回ご紹介したemulationのコートはブラックカラーのワントーンコーディネートで合わせましたね。

このスタイリングの特長は、テック系アイテムを中心としたレイヤリングですね。トップスにはLANTERNのHEATING INNER VEST。その上にtilak（ティラック）のStinger Paclite PLUS JACKETを羽織り重厚感を演出してますね。

アウトドアっぽい雰囲気に偏りすぎず、モードな雰囲気に纏めたのがポイントですね。
テック系のアイテムでもそれぞれ質感も違うし、生地の表情も違うので黒のワントーンで合わせることによって・・・それぞれのアイテムの良さが引き立ちますよね。

あと、インナーにDAIWA PIER39のTECH HIGH NECK TEEを合わせたのも良いですよね。首元にもボリュームを持たせた秋冬ならではの組み合わせですね。

そうですよね！秋冬では定番の組み合わせですけどテック系アイテムで纏めることで、より新鮮に感じますよね。今回のようにハイスペックのアイテムを掛け合わせるのもファッションの醍醐味だと思います。emulationのExpansion Coatも組み合わせ次第で様々な変化が楽しめるので、タウンユースに落とし込みながら着回しを楽しんでもらえたら嬉しいですね。

AUBERGE（オーベルジュ）も今回の秋冬から取り扱いを始めた新ブランドですね。AUBERGEはなんと言ってもこの味わい深い表情ですよね。フレンチヴィンテージの魅力が詰まっていますよね。

この渋さが良いですよね。今回ご紹介するECOLEも凄くカッコ良いんですよね。80年代のバーバリー社製のコートを再構築していて、現代的にアレンジが加わっているので。玄人好みな一着でもありつつ、長く愛用することを前提に取り組んでいるのが伝わりますよね。

今回のスタイリングはスタンダードなアイテムで合わせていますよね。このスタイリングのこだわりはどこでしょう。

このECOLEの魅力を最大限に引き立てられたと思いプレーンに纏めていますね。ボトムスにはAUBERGEのTROIS BAGS Ⅱ、トップスはmfpen（エムエフペン）のReception shirtにSTANDARD CALIFORNIAのSD Mohair Cardiganを合わせています。トップスに色物を取り入れることでアウターをより引き立てるようにスタイリングを組み合わせましたね。

シャツにカーディガンは王道ですよね。クリーンな表情で間違い無いですよね。

他にも厚手のニットやスウェットにも相性良いので・・・幅広い着こなしが可能ですよね。もっとカジュアルダウンさせた着こなしも良さそうです。

そうですね・・・例えば僕だったら古着などに合わせても雰囲気良いかなと。アメカジっぽい雰囲気に落とし込んでも面白そうです。

良いですね（笑）ちょっと土臭い雰囲気を醸し出した着回しも楽しめそうですね。元々ヴィンテージ感が強い一着なので、流行には左右されにくいコートですからね。

続いてはFACETASM（ファセッタズム）のLAYERD DECONSTRUCTED TRENCH COATですね。このコートの作り込みは凄いですよね。お客様からもお褒めの言葉を沢山いただいているアウターです。

FACETASMの代名詞的一着ですね。ストリートモードを感じる仕上がりです。ベースはトレンチコートですが、メルトン素材をドッキングさせた独自のレイヤリングがカッコいいですね。カットオフされたディティールもこなれた雰囲気を醸し出していますね。

今回のスタイリングでは、あえてストリートっぽい着こなしをせずに、どちらかというとスタンダードなアイテムを合わせていますね。シンプルに合わせた感じですか？

そうなんですよ。普遍的なアイテムを合わせてコートが主役になる着こなしを意識しました。トップスにはDAIWA PIER39のTECH BAND COLLAR SHIRTSとTECH HIGH NECK TEEを合わせて上品で鮮やかな色合いをプラスしています。

なるほどです。ボトムスのLAD MUSICIAN（ラッドミュージシャン）のスラックスもコートに合っていて良いですね。コートが際立っています。

あと、このコート・・・襟が全て稼働するようになっていてチンストラップも機能するんですよね。襟を立ててスタンドカラーコートとして着るのもお勧めです。

表情もかなり変わりますね。本当にクオリティが高いです。

抜け目がない作り込みですよね。気温が下がり寒くなってきた時はスタンドカラーで着用するなど、アレンジを利かせた着こなしを楽しんでもらえたら嬉しいですね。

最後にご紹介するのはUNDERCOVER（アンダーカバー）のモヘアシャギーBIGMA-1ですね。この長い毛足が可愛いです。

僕も柔らかいフェミニンな表情が気に入っています（笑）このMA-1不思議とミリタリーの重厚感が良い意味で軽減されていますよね。あとシルエットも今っぽいビックシルエットになっていてとても着やすいんですよね。

UNDERCOVERならではの絶妙なMA-1に仕上がっていますね。スタイリングはオールホワイトベースで組み合わせていますね。

重たくなりがちな秋冬に“白”を基調としたファッションが面白いかなと。今回はインナーも白で統一していてMAISON SPECIALのニットをレイヤリングさせて、黒のステッチをアクセントに効かせていますね。

うん。黒の差し色が映えますねあとはなんと言ってもこのスタイリングのアクセントになっているTHE soloistのaran pattern balaclava.が効いていますね。

このアイテムはお勧めですね。スヌードのように首元にホールドさせることもできるし汎用性が高いんですよね。

MA-1自体組み合わせしやすいアイテムですので、幅広い着回しにトライしてもらうのも楽しみ方の一つですね。

そうですね。自分好みのアレンジで着回してもらえたら嬉しいです。